仮想通貨は危険?5つの不安と対策!これを抑えれば大丈夫!

暗号資産
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仮想通貨が危険と思われる理由

・仮想通貨に対してのネガテブ批判
・実態がないから騙されそう
・税金が高そう
・ハッカーの被害にあって資産を無くしそう‥
・急な暴騰暴落がある(ギャンブル性がありそう…)

大体、仮想通貨って聞いた事があるけどどんなものか分からないし、何か危なそう‥怪しい‥等といった思いがある方が感じる理由というものを大きく5つに分けてまとめてみました

それぞれ気を付ければ、仮想通貨もそれほど危険なものでもなく、私自身も株と同じ捉え方をしているので、今から始めようと思っている方などに少しでも不安が解消できればと思い解説していきたいと思います!

ネガテブ批判!

結構著名な人や、重要な立場にある人の意見というものは影響力がありますよね

その発言や言動等にいつの間にか自分の考えというものが置き換えられることも少なくありません

近年に於いても、仮想通貨に対しての否定的な発言というものは絶えずされています

近年の仮想通貨懐疑論者の一人として知られているイングランド銀行(英国の中央銀行)のアンドリュー・ベイリー総裁は

2017年には、「ビットコイン購入はギャンブル」と否定的な見方を示した金融行動監督機構(FCA)の長官当時の発言

2020年には、「仮想通貨投資では全資産を失う覚悟が必要」と発言した中銀総裁就任前後の否定的意見

2022年には英国議会公会計委員会での証言の中で、「暗号資産(仮想通貨)に本質的な価値はない」

というような影響力のある人の発言というもので自然と仮想通貨に対してマイナスなイメージを植え付けられているという事は否めません

仮想通貨は実態が無いから騙されそう?

実際に法定通貨のように紙幣やコインなどで存在するものではないので何か騙されそう‥と感じる方もまだまだ多いのではないでしょうか?

そもそも仮想通貨って?

インターネット上でやり取りができる通貨の様な機能を持っている電子データ‼

銀行という機関を使わなくても、ネット上で個人間でのお金のやり取りができる為、近年ではショッピング等の際に支払いなどで利用される機会が増えてきている通貨です

又、法的通貨(米国ドルや日本円)といった通貨と交換ができる電子データです

そして、あくまでも電子データなので、法定通貨・プリぺーどカードといった法定通貨建ての資産といったものではありません

法的通貨に採用している国も‥

・2021年の9月7日に実際に世界で初めてビットコインを法定通貨にしたがあります

その国の名前は、エルサルバトル。

近年では、ビットコインは既にグローバルな通貨として認められています

・2022年4月27日に中央アフリカ共和国は、世界で2例目となるビットコインを法定通貨にすることを発表しました

なので、今後デジタル決済ができるビットコインをエルサルバトルや中央アフリカのように法定通貨として採用する国が出てくるかもしれません

法定通貨としても採用されるほどになったのは、ビットコインの信頼性や価値観といったものが周知されてきた要因の一つであると言えるでしょう

近年色々なお店での使用が可能に

2017年4月5日に、日本で初めてとなるビットコイン決済店が誕生しました

そのお店は、国内でも最大手家電量販店であるビッグカメラであり、その後日本国内でビットコイン決済に対応するお店が少しづつ増えてきています

現在では国内350店舗以上のお店でビットコイン決済を取り入れているお店があり、今後も増えていくことが予想されます

日本国内ビットコイン決済採用店

税金が高そう

確かに仮想通貨の税金は、他の投資(株式・FX)といったものに比べると高いです

株式やFX等は、利益の20.315%の一律課税というものに対して、仮想通貨は雑所得として給与所得などと合算されて、金額が大きくなればなるほど税率が高くなる累進課税となっているので、大きく利益が出てしまうと最高で55%という、なんと利益の半分以上を税金で納める事になってしまいます

利益が出た金額によって税率(%)もそれぞれ変わってくるので、年間で20万円以上の利益が出た場合は、どれくらいの%で税金を払わなくてはいけないのか自分で把握しながら取引をする必要があるでしょう
*只、売り買いせずに仮想通貨をもっているだけでは税金はかかりません

取引所がハッカーの被害にあいそう…

仮想通貨のハッキングとはどういったものか…銀行で言う所の銀行強盗にあってしまうのと同じように、仮想通貨の取引所から仮想通貨を盗まれてしまうといった被害であり、世界の大規模な仮想通貨のハッキング事件というものも実に2014年から2022年までの間だけでも19件起きています

又、この19件は数百億といった被害が出ている大きなハッキング事件です

日本国内でも高額のハッキング事件は3件あります

一番記憶に残るものとして、NEMの流出事件は2018年当時大々的に報道されていたので、この事件で仮想通貨というものを知った方というものいるのではないでしょうか

このハッキングというものに合わないためにもセキュリティの高い取引所を選ぶ必要があります

各取引所では、セキュリティ対策というものに力を入れているので、次のような対策をしている取引所というのは、セキュリティ面でも信頼性がある取引所でしょう

コールドウォレットでの管理

仮想通貨を管理する上で、コールドウォレットとホットウォレットというものがあります

ウォレット=財布であり

ホットウォレットとは、ネットで繋がれているお財布という状態で、ハッキングにあう可能性というものは高くなります

逆に、コールドウォレットとはネットから切り離されている状態の財布であり、どこからも侵入できる道筋がないためハッキングされるリスクというものはゼロに近いです

このコールドウォレットで管理しているかどうかというものを取引所を選ぶ際に確認する必要があります

マルチシグを利用しているか?

マルチシグとは、仮想通貨の取り引きの際に秘密鍵を複数必要とする技術です

もし仮にこの鍵が1つ流出したとしても、取り引きの際に秘密鍵を複数必要とするマルチシグを利用していれば安心という事です

万が一という事も考えて、このマルチシグを利用している取引所かどうかは確認しましょう

通信の暗号化

通信を暗号化することで、通信を盗み見されるという事は無いので、セキュリティ対策としても通信の暗号化(SLL)されているかどうかといったものを確認しましょう

上記の3点は、ハッキング被害の可能性を低くするためにも抑えておきたい取引所選びのセキュリティ対策事項なので、取引所選びには必ず確認しておきましょう

急な暴騰暴落がある

仮想通貨で急な急落や暴騰といったものにはいくつかの要因があります

仮想通貨のハッキング被害

ハッキングの事件というものは、大衆心理にとても大きく影響して不安感等もあって、投げ売りなども多くなるために、仮想通貨市場全体の暴落を引き起こす原因になります

近年で言うと、2022年3月にNFTゲームの「アクシーインフィニティ」がハッキングを受けた時には、ビットコインが10%程も下落しました

こういったハッキングなど、皆が不安に思ってしまう様な事が起きると、大衆心理として売る人が多くなるので、その動向を見て影響をうけ売る人が多くなると大きな下落につながるので、注意が必要です

株式・為替市場との連動

仮想通貨の市場が、株式市場や為替市場などの影響を受ける事は珍しくありません

近年で言えば、オミクロンが発生した時に、株式や為替市場が急落しました

引用:minkabu

その際に於いても、ビットコインも同じように急落して、1日に80万円程の下落差がありました

ビットコインが2020年2月後半120万円から一気に40万近くまで急落しているのが分ります

又、金融引き締め等によっても株式市場が急落することがあるのですが、実際に2021年の年末からアメリカの急な金融引き締めによって、株式市場が急落したわけですが、その時にもビットコインも同じように影響を受けて年末には600万円程の価格が実に370万迄の急落がありました

金融引き締めの注意

・金利が上昇するとリスク資産である株式や仮想通貨といったものの投資家が値下がりを警戒して売るに走る傾向にある
・投資家は米国債券のような低リターンでも安全性が高い米国債券といった資産を買う傾向にある

このようなことから、仮想通貨市場も株式市場や為替市場といったものと同じような特性があり、連動する傾向があると言えるでしょう

急騰後での反動

価格が急に上昇し始めて、適正価格よりも明らかに高い水準まで上がってしまうと、みるみるうちに急落してしまう事があります

「急騰後の全戻し」というものは良くあることです

何でか分からないけど急に上がったかと思ったらその後の急落‥

まるでジェットコースターのような感じなのです

ここで注意したいのは、急騰急落で結局急騰する前の価格に戻ってきたとしても、その後は下降トレンドに移行するケースが多いという事です
*より大きく上げた後の全戻しの方が、その後の下落が強い傾向にあります

有名人の発言

この有名人の発言による価格の急騰・急落というものは予測不可能な部分があります

それこそ、何で急に上がったのか?何で急に下がったのか?というものが、後になってから有名人の発言の影響という事が分ることがあります

過去で、有名なところで言うとイーロンマスクが発言したことでの価格の乱高下というものがありましたよね

彼が、ツイッターで「ビットコインを購入した」とプラス発言

ビットコインは現金よりはましだと発言した。

マスク氏は「フィアット通貨(法定通貨)の実質金利がマイナスの状況で、別の場所に目を向けようとしないのは愚か者だけだろう」とツイートしたあと

価格が上昇していきました

又、ビットコインの決済中止といったマイナス発言をつぶやけば価格が下落してしまったといったように、有名人の発言というものは、価格に影響する要素を持っているのです

引用:jcast

こういった暴騰・暴落といったものに備えるためにも、有名人の発言や言動といったものに注意しておく必要がありますね

まとめ

順番にまとめていくと

❶仮想通貨に対してのネガテブ批判
こちらは、今では普通に投資でされている株ですが、株式も初めは色々な人から批判や怪しいといったもので始まったのですが、今となっては誰もが普通に取引している商品になっていることから、仮想通貨というものも株式と同じで、これからどんどん飛躍していくものと考えられるので、こちらの不安というのは軽減されるでしょう

❷実態がないから騙されそう
実態が無いと言っても、電子マネーとは種類が違いますが、実際に法定通貨と交換できる電子データとして存在しており、グローバルな観点からも信頼性を得ているものなので、こちらの不安というものもある程度は軽減されそうですね

❸税金が高そう
確かに仮想通貨の税金は、他の投資の税金に比べたら高いと感じます
この税金に関しては、儲かったらその分の税金分は横においておいて、残った分で取引をするといったように、自分なりに対策を立てる必要がありそうです
この税金に関しては、過去に多く儲けた方で痛い目を合っている人もいるので、慎重にすすめる必要があります

❹ハッカーの被害にあって資産を無くしそう‥
こちらは、取引所選びに関して、どの取引所もセキュリティ対策というものはとっているのですが、自分が取引所に選ぼうとしている取引所がどの様なセキュリティ対策というものしているのかを調べておくことで、ハッキングといった不安から解放されるでしょう

❺急な暴騰暴落がある(ギャンブル性がありそう…)
こちらは、色々な要素が含んでおり、一概にこれといったものは言えないのですが、急な上昇や、下落といったものは人々が多く買う・売るといった行動によっておこるもので大衆心理が非常に影響します
これを、察知するには常にアンテナを張って、どの様なニュースがながれているか?誰がどのような発言をしているか?などといったように、情報を集める事である程度回避できるものであると言えます

仮想通貨は危険?かどうかというものに関しては、年々信頼性というものも増してきているものであり、色々な企業や国に受け入れられてきていることからみてもこの先ますます発展していくものであるという予想から、危険な部分は個人でも防げることが多いので、今回挙げたものを中心に気を付けて取引していけば、株や為替といったものと同じように、投資としては不安なく始められるものだと思います

筆者自身は、特に被害やこれまでにすごく困った、やらなければよかったといった感情は無いので、仮想通貨に関して気を付ければ危険というものはないという事で締めくくりたいと思います

ビットバンクの信頼性

この記事を書いた人
yonejun

40代よねじゅんです
40代を中心に役に立てるような情報を発信出来たらと思いはじめています
徐々に成長できればと思い成長過程も楽しんでいただけたらと思います

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