今回、聞いたことがあるけどいまいち良くわからないWEB3.0について出来るだけわかりやすく紹介していきたいと思います
引用:coinpost
Web3.0とは、分かりやすく言うとWeb1.0→Web2.0に続くものという事がなんとなくわかりますよね
うえの引用もとにはブロックチェーンや分散型ネットワークなどといったよくわからない事が書いていますがWeb1.0とWeb2.0とは何ぞや?
ということから順番に紹介していきたいと思います
出来るだけわかりやすく説明したいと思います
Web1.0の世界
今からさかのぼること約30年前
1990年代の話です WWW(World Wide Web)が普及して、個人が自由にホームページを作って情報発信が出来るようになった時代です
只この時は、情報提供者と情報受給者とが明確に分かれていて一方通行の時(Web1.0)と呼ばれています
初めからWeb1.0と呼ばれていたわけではなく、Web2.0という世界が広がり始めてからWeb2.0の前をWeb1.0と呼んでいます
なので、Web2.0が発生するまでの期間1990年代半ば~2000年代半ばまでの約10年間をWeb1.0と呼んでいます
この10年間がどのような世界だったかというと
パソコンに詳しかった人がホームページ等を作って、発信していたものを他の人が見るだけといった時代
でもこれってすごい画期的な事でしたよね‼
だって、世界が情報で繋がったのですから‥
今では普通でしかないですが その当時は驚きでしかありませんでしたね
代表的なサービスとして
・MSN
・個人のホームページ
因みにこの時代にインターネットが一般に普及し始めたのですが、このWebプラウザを開発していたのがNetscapeという会社でした
Web1.0の問題点
Web2.0の世界
2005年頃から
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)・ブログといった発信者が非常に増えていったのがとても特徴的です
「受信」「検索」といったものに加えて「発信」「共有」といったものが重要な機能として挙げられます
どういうことかというと、今までは利用者の方は作り手の情報を見るだけだった(Web1.0)に対して、利用者が主体となって新しい情報が発信されるといったブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)といったサービスがWeb2.0の代名詞とされています
Web2.0には明確な定義は無いですが、GoogleやAmazon、Appleそして後のFacebookのような巨大テック企業(ビック・テック)によって体現されてきた世界です
代表的なサービスとして
・lnstagram
が挙げられます
代表的なSNSで言うと
例えば、どのようなもの?
といったユーザーが参加してコンテンツを作るサイト(CGM:Consumer Generated Media)の1つとしての代表的なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です
実際に見ているだけでなく、参加して自分から情報などを発信できるようになった世界がWeb2.0ということですね
Web2.0の問題点であるプライバシー問題
Web2.0には大きく分けて2つの問題点がありました
そのうちの1つにプライバシーの問題があげられます
どういうことかというと、代表的なサービスであるYouTubeやFacebook等を利用する際に皆さんはどういったことをします?
個人情報の入力を求められますよね
その情報をもとにIDやPasswordといったものが発行又は取得され、サービスを利用することで、利用者がどのようなものに興味があるのか?どのような情報を取得しているか?などといった行動履歴などあらゆる情報も収集されていきます
全世界の個人個人の情報が特定の企業に集中しているといったプライバシー問題があり、このプライバシーをどう守るかが課題になっています
Web2.0の問題点である中央集権型
そして、2つ目の問題点として中央集権型という事があげられます
一番の問題は、ハッキングやサイバー攻撃により個人情報が漏洩するという事であり、
数え挙げたら結構な数にのぼります
このような問題点を解決するためにWeb3.0が出てきたんですね
Web3.0の世界の特徴
Web3.0が、Web1.0・Web2.0との大きな違いとしては、「非中央集権型」という事です
Web3.0ではブロックチェーン技術等を用いたデーターの分散型管理を実現することです
この分散型管理をすることによってどうなるのか?
*通信速度の向上や、プライバシー問題の情報ろうえいといったセキュリティ面で大きな期待ができそうです
そして、一番大きな特徴としてデータの所有権を各ユーザーが管理するということにあります
Web3.0の代表的なサービス
Web3の世界で代表的なサービスとして
・NFT(非代替性トークン)
・メタバース(仮想空間)
・DeFi(分散型金融)
があげられます
順番に説明していこうと思います
SocialToken(ソーシャルトークン)
ソーシャルトークンとはDAO(デジタル自立分散型組織)において、コミュニティ内で活動するユーザーに暗号通貨で報酬を与える方法です
DAOとは、共通の目的のために熱意を持った人たちが集まって、お互い協力しあって目標を達成するためのバーチャルな場所のことです
DAOにはとても様々なものがあり、このDAOというものはインターネットに接続できる環境さえあれば誰でもブロックチェーン上にDAOを作ることが出来るのです
DAOはイメージ的には会社に似ていますね
誰もが興味のあるオンラインコミュニティに自分の時間を投資して仕事をすることで、報酬をソーシャルトークンで受け取ることが出来ます
そして、このソーシャルトークンを作る目的は、あるプロジェクトに対して会員限定のコンテンツや特典、あるいは投票権を得たいといった熱狂的なコミュニティを作り上げることなんです
何故なら、受け取るソーシャルトークンの価値というものはプロジェクトの成功(盛り上がり)に直結していてその価値を上げるのは無限大という可能性をもっているのです
NFT(非代替性トークン)
ブロックチェン技術を活用することで唯一無二なデジタルデータで、暗号資産と同じでブロックチェーン上で発行・取引されます
もともとデジタルデータは容易にコピーや改ざんなどが出来たために資産価値を持たなかったものですが、ブロックチェーンという技術によってコピーや改ざんがほぼ不可能になったため、デジタルデータの資産価値をもとせることが出来るようになりました
メタバース(仮想空間)
メタバースとは、メタ(超越)バース(宇宙)という造語です
このメタバースは仮想世界・仮想空間サービスの総称として使われています
この仮想世界に於いて自分の分身となるアバターを介して、オンライン上の他の利用者とコミュニケーションが取れたり、買い物やゲーム、ビジネス、医療業界など様々な分野においてサービスを受けれる空間が今注目されています
そしてこのメタバースには色々な利点があります
DeFi(分散型金融)
DeFiとは(Decentralized Finance)の略称
分散型金融と言われるように中央に金融資産を管理する中央集権システムを必要としていないのが特徴です
つまりDeFiでは資産の移動や取引を行う際に金融機関を挟む必要が無く、よりスピーディな金融資産取引が可能になります
このスピーディな取引というのも分散型管理であるが故です
中央管理が無いという事で手数料が省けるというのも特徴ですね
まとめ
政府は2022年6月7日、国によるデジタル政策の基本方針を示した「デジタル社会の実現に向けた重点計画(以下、重点計画)」の改定を閣議決定した。次世代のインターネット技術「Web3」を基本戦略の柱の1つに掲げ、デジタル庁の下で有識者会合を立ち上げ人材育成にも取り組むなど、政策によりWeb3を推進する方針を打ち出した。
引用:日経クロステック
最近政府が打ち出した発表からもうかがえるように、Web3の世界は急速に加速していきそうです。今後ブロックチェーンの技術によってWeb3の世界がどのように変化していくのかが楽しみですね
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